
出 勤
おはようございます。
キロサ牧場へ入るにはまずこの消毒槽をくぐります。外部から伝染病を持ち込まないために行われています。


朝 礼
作業に入る前に、全員の仕事の内容を確認しあいます。
今日も1日、よろしくお願いします。


飼槽掃除
牛にエサを与える前に飼槽(エサ箱)の見回りをします。食べ散らかしのエサがあれば、食べやすいように調整します。

体重測定
月に一回、専門スタッフによる体重測定、健康診断を行っています。これは肥育ステージにおける順調な発育を確認する作業です。

牛の見回り
毎日牛の健康状態を専門スタッフが見回ります。もちろん飼育スタッフも給餌中に気になる牛がいれば報告します。基本は早期発見・早期治療で、必要であれば獣医さんの判断を仰ぎ、適正に管理します。


粗飼料給与
おまちかねの給餌です。
稲ワラや乾草など粗飼料は、牛の成長段階や、飼槽の食べ残し具合を見て、飼育スタッフが与える量を調節します。


濃厚飼料給与
次は牛を太らせるための濃厚飼料です。牛房内の牛たちが、えさを均等に食べられるように注意して与えます。

敷料交換
牛房の中には敷料といっておがくずを敷いています。放って置くとふん尿で汚れます。これは牛のストレスにつながるので、早めに交換します。また、排出されたふん尿とおがくずは、堆肥の原料になります。

堆肥工場
敷料交換によって得られたふん尿を、堆肥工場で処理します。


粗飼料給与
当牧場に導入されて間もない素牛には、1日3回粗飼料をたっぷり与えます。この時期の飼養管理が後ほど牛の健康・成長に大きな影響を与えます。


昼 食
たくさん働いたので、スタッフ全員お腹がペコペコです。



粗飼料の細断作業
粗飼料の原料は、稲わらと乾燥させた牧草です。これを牛が食べやすいように約5㎝程度に切っていきます。


濃厚飼料給与
同じ仕事ですが、午前とはまた牛の食欲が変わってくる場合もあり、注意してえさを与えます。


粗飼料給与
1日の締めくくり、最後の給餌です。基本的には次の日の朝までに飼槽が空にならない量を与えます。


清 掃
そして給餌が終われば牛舎の清掃です。清潔な牛舎でまた明日もがんばります。お疲れ様でした。