国内で生まれた全ての牛と輸入牛には、10桁の番号が印字された個体識別耳標を装着することが義務付けられました。また牛の管理者は個体識別番号に基づいて、出生や異動等の届出をしなければなりません。これらが家畜改良センターによりデータベース化されることで、生産流通履歴情報の把握(牛の個体識別と牛肉のトレーサビリティ)が可能となりました。
弊社でも個体識別番号を利用して管理しています。牧場作業においては、耳標が脱落している牛を発見した場合、即座に再発行の手続きを行い両耳に確実に装着します。牧場管理では、毎月1200件もの異動報告をしています。そして農政事務所による現地調査への協力・指導を受けています。